木のなる実
意外なお願いに
私は驚きが隠せなかった。


奈留 「それってさ?」


愛 「なに?」


奈留 「デートってこと?」


愛 「じゃない?笑」


奈留 「私とでいいの?」


愛 「なるとがいいの!」


奈留 「その願いで試験勉強頑張れるの?」


愛 「頑張れるもん!」


その一言にならいいか!
と思ってしまい


奈留 「したら、テストが無事受かったら
  ペンギンを見に行こう!」


そう言うと
愛騎は今日一の笑顔で笑っていた。
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