木のなる実
愛 「食べたー」


そう言って、
お腹をポンポンしながら
苦しそうにしていた。


奈留 「たくさん食べたもんね!」


そんな会話をしている時だった。


愛騎の後ろを
クリームソーダを両手に持ったお父さんと
その息子達が通る。
みんな手にはクリームソーダを持っていた。


なかなかない光景に
思わず少し見てしまうものの


奈留 「なる大丈夫?」


と愛騎との話に集中しようとしていた。


だが、また数分して


先程のお父さんとその息子さん達が
またみんな、手にクリームソーダを
持って、愛騎の後ろを通り過ぎる。
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