木のなる実
愛騎との時間は
あっという間に感じた。


奈留 「なる今日は連れてってくれてありがとー!」


愛 「こちらこそ!」


そう言っている時も
時間をチラチラと確認していた。


奈留 「なにか急いでるの?」


愛 「違うよ!」


そう言うと、愛騎がモジモジしていた。


少し沈黙が続き
気がつけば、日付が変わっていた。


奈留 「なる?そろそろ私も明日も仕事あるから....」


愛 「まって?」


そう言うと
一呼吸おいてから愛 「なるきと付き合って下さい!」


そう言いきると
愛騎が手に持っていた
えーパンダのぬいぐるみに
顔をうずめてしまった。


奈留 「えっ?///」


まさかの告白されると思ってなく
驚いていた。


でも心はすごく嬉しかった。


返事をするにも
なかなか、愛騎が
ぬいぐるみから顔を上げてくれない。


奈留 「なるー?返事って」


愛 「やだー!聞きたいけど
聞きたくない!」


奈留 「何それ?怖いの?笑」


愛 「.......ぅん。」
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