木のなる実
そんな時


「.........♪」


携帯が鳴り、画面を見ると
高見からだった。


奈留 「もしもーし?高見どーしたの?」


「どーしたの?じゃなくて、AAAのLIVEのチケット届いた?」


奈留 「あっ!見るの忘れてた!ちょっと待って」


「おいおーぃ.........」



携帯を枕に投げ捨て
急いで届いていた封筒を開けた。


封筒からチケットを出し
座席を確認する


奈留 「高見!初日は1階スタンドの10列目!」


「おっ!それサインボールとれる場所じゃね?」


奈留 「今年もサインボールあるかな?」


「あるだろ?で、お前の誕生日の日は?」
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