木のなる実
ただ、夜の家に1人は
どうしても心細くて嫌いだった。

だから夜になると
友達とかに電話して
寂しさをまぎらわしていた。


「今日は誰と電話しようかな?」


LINEを開き、思い当たる人から
電話をかけていく。



「.........。」



なかなかみんな仕事が
夜遅くまであって
学生時代の時のように
電話する時間が減ってしまっていた。



「高見ならでるかな?」


そんな安易な考えで
電話したらば


「どしたー?」


奈留 「おぉ!高見電話出てくれた!」


「ごめん。俺まだ仕事終わってないからまた明日LIVEでな?」


と言って電話を切られてしまった。
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