木のなる実
携帯で愛騎に電話する。
奈留 「もしもし?聞こえる?」
愛 「聞こえてるよ?」
奈留「グッズ売り場のどの辺?」
愛 「手すりのど真ん中に居るよ!」
奈留「ど真ん中?ちょっと待って?」
高見にそれを伝えると
身長の高い高見がキョロキョロしてから
ど真ん中目がけて
歩き出した。
その後をカバンに手をかけている私は
つられるように歩き出す。
奈留 「どんな服きてる?」
愛 「黒のシャカシャカした羽織物着てる」
愛騎に聞いた服装を
そのまま高見に伝える。
「あれか?」
と高見に指差しされた方を見ると
1人で男の子が立っていた。
奈留 「もしもし?聞こえる?」
愛 「聞こえてるよ?」
奈留「グッズ売り場のどの辺?」
愛 「手すりのど真ん中に居るよ!」
奈留「ど真ん中?ちょっと待って?」
高見にそれを伝えると
身長の高い高見がキョロキョロしてから
ど真ん中目がけて
歩き出した。
その後をカバンに手をかけている私は
つられるように歩き出す。
奈留 「どんな服きてる?」
愛 「黒のシャカシャカした羽織物着てる」
愛騎に聞いた服装を
そのまま高見に伝える。
「あれか?」
と高見に指差しされた方を見ると
1人で男の子が立っていた。