木のなる実
踏み出した1歩
月日は流れ、ご飯に行く日になった。

もちろん。
この間のかんも
愛騎とのLINEや電話は
頻繁にしており
前よりも頻度が増えていた。


思ったよりも仕事が
早上がりになり
家に帰る際に、愛騎に
電話をしながら帰る。
これはいつの間にか
日課になっていた。


奈留 「もしもし?思ったよりも早く
仕事終わったよー!」


愛 「そうなの?俺今さっき専門学校の
文化祭終わったところ!
したらすぐ行く!」


奈留 「したら家の近くの
セブンに来て欲しい!」


そう言ってすぐに
地図で家の近くのセブンの
住所を調べて
愛騎にLINEで送った!


愛 *おっ!届いたよ。
今からだと、40分〜1時間かな?*


奈留 *わかったよー!うちも家帰って
支度したらいい時間かな?*


愛 *焦らなくていいよ?*

奈留 *なるもね?*


話しながら家に帰るのは
本当にあっという間の時間に
感じていた。
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