熟恋ージュクコイー
「修平じゃない?!何してるのよ〜こんな所で!」
あぁ、この人がお姉さんか。

あの笑顔が素敵な女性も、驚いてこちらをみていた。

「あ、おれ優子の弟の高木修平です。こちらは先輩の田中さん。いつも姉がお世話になっています」

するとあの女性も話し始める。

『私は優子の同僚の真野さくらです。いつもお姉さんにはお世話になっております』

真野さくらさんって言うのか。。

と名前のように綺麗な方だなぁと思った。

「田中と申します。高木くんとは前の会社の同僚でした」

すると高木くんが自慢げに言う。

「田中さん、会社立ち上げて独立したんだよ。すごい人なんだ」

高木くん、ありがとう。
これはチャンス!とばかりに

「もし良ければ一緒に飲みませんか?せっかくのご縁ですから。」

みなさんに提案してみた。

あの人と話したい。どんな人なんだろう。

その興味が勝った。

「いいですねぇ〜!飲みましょう!」

高木くんのお姉さんは元気な人だ。

『楽しそうですね、ぜひ』

真野さんも笑顔で言ってくれた。

可愛い。あんな素敵な笑顔、見たことがない。

< 67 / 116 >

この作品をシェア

pagetop