彼氏売買所
そう思うと、彼氏たちへと返事もおざなりになってしまう。


このままじゃ彼らを売買することもできなくなってしまうかもしれない。


頭では理解しているのに、体と心は言う事を聞かなかった。


あたしは蓮人の彼女になるのだ。


それしか、道はないのだ。


そう思うと心がズシリと重たくなる。


あたしはスマホを床に落とし、キツク目を閉じたのだった。
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