惚れ薬
☆☆☆
あたしは自分の席に戻り、笑いをかみ殺した。
「最高だね」
真弥がそう呟く。
普段大きな顔をしているサキが、初美にはなにも言い返せなかったのだ。
そう光景を思い出すと愉快でたまらない。
「真弥も誰かに飲ませる?」
あたしはそう聞いた。
小瓶の中の液体はまだまだ沢山ある。
「あたしは特にいないかなぁ」
宏樹からお金を貰えるし、うるさいサキを黙らせることもできた。
もう十分快適になったと言えるだろう。
「好きな人ができたら、その時は教えてよ? 貸してあげるから」
あたしはそう言って小瓶を見せた。
あたしは自分の席に戻り、笑いをかみ殺した。
「最高だね」
真弥がそう呟く。
普段大きな顔をしているサキが、初美にはなにも言い返せなかったのだ。
そう光景を思い出すと愉快でたまらない。
「真弥も誰かに飲ませる?」
あたしはそう聞いた。
小瓶の中の液体はまだまだ沢山ある。
「あたしは特にいないかなぁ」
宏樹からお金を貰えるし、うるさいサキを黙らせることもできた。
もう十分快適になったと言えるだろう。
「好きな人ができたら、その時は教えてよ? 貸してあげるから」
あたしはそう言って小瓶を見せた。