惚れ薬
そう思ってお茶をひと口飲んだとき、遼太郎が近づいて来た。
「なに?」
そう聞くと、遼太郎は赤い顔をして「これ、よかったら」と、あたしに封筒を差し出して来たのだ。
「なにこれ」
そう聞きながら封筒を受け取り、中身を確認する。
そこに入っていたのは一万円札の束だった。
あたしは驚いて遼太郎を見た。
「なんで?」
「そろそろ必要じゃないかと思って、宏樹から貰った」
モジモジと手遊びをしながらそう言う遼太郎。
「なに?」
そう聞くと、遼太郎は赤い顔をして「これ、よかったら」と、あたしに封筒を差し出して来たのだ。
「なにこれ」
そう聞きながら封筒を受け取り、中身を確認する。
そこに入っていたのは一万円札の束だった。
あたしは驚いて遼太郎を見た。
「なんで?」
「そろそろ必要じゃないかと思って、宏樹から貰った」
モジモジと手遊びをしながらそう言う遼太郎。