惚れ薬
☆☆☆
放課後になり、あたしは初美を呼び止めた。
「なに?」
「これから買い物行くから、付き合って」
「……でも、あたしはデートの約束があって」
言いにくそうにそう言う初美。
きっと昼間の電話で約束を取り付けていたのだろう。
「断ってよ」
あたしは迷うことなくそう言った。
「そうだね、そうする」
初美は笑顔で頷き、彼氏にメッセージを送った。
「じゃ、行こうか真弥」
「うん」
「初美は荷物持ちだから、鞄は置いておきなよ」
放課後になり、あたしは初美を呼び止めた。
「なに?」
「これから買い物行くから、付き合って」
「……でも、あたしはデートの約束があって」
言いにくそうにそう言う初美。
きっと昼間の電話で約束を取り付けていたのだろう。
「断ってよ」
あたしは迷うことなくそう言った。
「そうだね、そうする」
初美は笑顔で頷き、彼氏にメッセージを送った。
「じゃ、行こうか真弥」
「うん」
「初美は荷物持ちだから、鞄は置いておきなよ」