惚れ薬
☆☆☆
《真弥、今日遊びに行かない?》
休日だったこの日、あたしは気分を変えるために真弥にそうメッセージを送った。
真弥からはすぐに返事が来て、あたしたちは昼前から会う事になった。
宏樹から貰ったお金はまだ残っているし、足りなくなったら遼太郎に連絡を入れればいいだけのことだった。
「青花と2人でカラオケとか初めてだね」
「そうだね。いつも初美も一緒だったもんね」
そう言って運ばれて来たクリームソーダで喉を潤した。
「初美は今日もデート?」
「たぶんね」
あたしは興味もないのでそっけない返事しかできなかった。
「デートなんてやめさせたらいいのに」
《真弥、今日遊びに行かない?》
休日だったこの日、あたしは気分を変えるために真弥にそうメッセージを送った。
真弥からはすぐに返事が来て、あたしたちは昼前から会う事になった。
宏樹から貰ったお金はまだ残っているし、足りなくなったら遼太郎に連絡を入れればいいだけのことだった。
「青花と2人でカラオケとか初めてだね」
「そうだね。いつも初美も一緒だったもんね」
そう言って運ばれて来たクリームソーダで喉を潤した。
「初美は今日もデート?」
「たぶんね」
あたしは興味もないのでそっけない返事しかできなかった。
「デートなんてやめさせたらいいのに」