惚れ薬
☆☆☆
そうと決まれば実行するのは早い方がいい。
これ以上遼太郎のあの嫌らしい笑顔を見るなんてごめんだった。
あたしたち3人は立ち上がり、遼太郎の机へと近づいた。
なんでもない会話をしながら、2人が遼太郎の鞄の前に立つ。
あたしは横から手を伸ばし、遼太郎の水筒の蓋を開けた。
緊張で手が震えている。
犬に飲ませるのとはわけが違うのだ。
スカートから小瓶と取り出し、ピンク色の液体を一滴水筒の中へと入れた。
ホッとした時、教室のドアが開く音が聞こえてきてふりむいた。
見るとトイレから戻って来た遼太郎が立っている。
あたしは慌てて蓋を元に戻し、3人でなんでもないフリをしながら机へと戻ったのだった。
そうと決まれば実行するのは早い方がいい。
これ以上遼太郎のあの嫌らしい笑顔を見るなんてごめんだった。
あたしたち3人は立ち上がり、遼太郎の机へと近づいた。
なんでもない会話をしながら、2人が遼太郎の鞄の前に立つ。
あたしは横から手を伸ばし、遼太郎の水筒の蓋を開けた。
緊張で手が震えている。
犬に飲ませるのとはわけが違うのだ。
スカートから小瓶と取り出し、ピンク色の液体を一滴水筒の中へと入れた。
ホッとした時、教室のドアが開く音が聞こえてきてふりむいた。
見るとトイレから戻って来た遼太郎が立っている。
あたしは慌てて蓋を元に戻し、3人でなんでもないフリをしながら机へと戻ったのだった。