監禁少女
「まぁいいや。お金はもらったんだよね? それなら解放して。もう手足がしびれて――」

そこまで言った時、男の手があたしの服をはぎ取っていた。


一瞬のことであたしは男を見つめている事しかできなかった。


「いや!」


制服のボタンが飛び、ブラウスに手がかけられた時ようやくそう声を上げる事ができた。


それでも男はやめない。


どんどんあたしの服を脱がしていく。


「やめて! なにするの!」


じたばたともがいてみても、拘束されている状態なのであまり意味がない。


男は簡単にあたしを全裸にしてしまった。


サッと青ざめて男を見つめる。


「なんで……? お金が目的なんでしょう!?」


あたしの家は裕福だ。
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