ジンクス
友達としてでもいい。


健の笑顔を一番近くで見ていたい。


そんな気持ちが湧いてくる。


「もう少しだけ、頑張ってみようかな」


あたしは自分自身にそう言って、キッチンへと向かったのだった。
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