ピエロ
笑顔で涙を零すキミを見て


あぁ、僕は



キミのことが好きだったんだって


思い出した。


何年にも渡って募った想いを無かったことにした。


ただの幼馴染として側にいた。


でもそれはきっと

自分を殺してただけだった。


自分の気持ちに蓋をして

ピエロになってただけだった。
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