幼なじみとの恋は波乱で。(仮)
「あの、ごめん」

「はい?

って、え、やばい、三浦くんじゃん!」


ここは、1-4の教室の前。


俺は西野さんに会いに来たんだけど…。

どこにいるかわからなくて、

扉の近くにいた1人の女子に声をかけた----。


「西野さん…いる?」

「え、瑠璃ちゃん?

瑠璃ちゃんなら教室にいますけどっ……」

「わかった。ありがと」


俺がそう微笑みながらいうと、

その女子は顔を赤らめた。


「西野さん」


西野さんは、俺の方を向き、

そして目があった。


「三浦くん!」


扉まで来た西野さんに、

「ちょっと来て」と言って、

教室から少し離れる。


「どうしたの?」

「いや、メアドとか、

交換しといたほうがいいかな?

って思って…」

「あ、そっか。ありがと」
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