幼なじみとの恋は波乱で。(仮)



「ただいま〜」


家に着き、玄関の扉を開けて、

口癖のようにそう言う。


「あ、おかえり」


リビングにいた妹の真凜(まりん)が

返事をした。


「ん」


適当に返して、

俺は二階にある自室へと向かう。


部屋に入り、着替え、ベッドに横たわる。


(最初の挨拶てな感じで、

西野にメール送るか)


スマホを取り出して、メールを打つ。



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To : 西野
Sub :
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三浦です。
よろしくな!
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メールを送ってすぐ。


ティロン


メールの受信を通知する電子音がなった。



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From : 西野
Sub : Re :
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よろしくね!

急だけど、三浦って幼馴染とかいるの?
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ほんとに急だな。


そんなことを思って俺は苦笑した。


幼馴染、か…。

桃果と、晴翔、だよな?


俺は携帯を操作して、

西野への返信を打った。



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