恋の名前
ドクンッ―

「え、、?」

名前を見た瞬間胸が締め付けられた。

電気が走ったみたいに痺れて心臓がバクバクしてる。

「いち?」

花菜ちゃんが心配そうにこっちを見ている

「あ、ごめん。なんでもないよ」

彼の名前は初めて見て、知ったのに頭に叩きつけられて何をしてても引っかかった。

それから私の意識は知らない間に彼に向けるようになった。

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