私の失恋の行き着く先は…No.1
エピローグ
「それで、うまくいったのね?」
「相原さん、良かったね~。いやぁ、めでたいなぁ」
週明けの月曜日、秘書室に着くなり問答無用で蓉子さんと室長に質問攻めにあっている私。
みなさん、仕事しましょうよ~!
誰か助けて~!
他の先輩方もニヤニヤしながら遠巻きに見てるだけだし。
きっと大体の話の流れは専務がペラペラとしゃべっているのだろう。
実はあの後、美味しい料理を堪能して大満足だった。
帰ろうとした私はまたしても彼に捕まってしまい、ホテルの部屋に連れていかれた。
甘々?ラブラブ?イチャイチャ?な時間を…。
というより、週末の間抱き潰されてしまった私。
抗議したものの、体力差で勝てるわけもなく、あっさり陥落。
ようやく月曜日を迎えたわけだけど、会社に着くなり今のこの状況。