欲しかったのはあなたからの“好き”でした。

夏「えぇぇ!?なんでこうなるのぉぉ!?」

諒「それはこれが───」

大「はぁ!?こんなの習ってねぇぇよぉぉ!!」

諒「これちゃんとならったからね、これを───」

諒くんはうだうだ言う私たちを全然見捨てないで分かるまで教えてくれた

諒「…ちょっと休憩しよっか」

夏「ふわぁぁぁ!疲れたー!」

大「俺、初めてこんなに勉強したわ」

それ!

したとしても教科書をペラペラってするだけだもん!

真「哉碼くん、ここあってる?」

哉「ん?あ、違うこれはここ」

真「え?なんでー?」

哉「これは───」

哉碼くん…幸せそう……

そりゃそうだよね、好きな人に勉強教えてるんだもん

それも2人だけだし…
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