それでも、君のことが








途端に河北が不機嫌そうな顔をする。




河北……




ほんとにすーくんが嫌いみたい。




嫌いというか、苦手の部類に入るのかな。




そんな感じで、今日はすーくんと河北と私の三人で登校。




左からすーくん、私、河北。




つまり、私は好きな人に囲まれているわけでして……





胸の高鳴りが鳴り止まないのだ。







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