それでも、君のことが








あ、やばい。





こうなってくると、だんだん二人の世界へと変わってしまう。





そして、私は一人残されたようになってしまう。





まるで、リレーでビリを走っている人みたいに。





頑張って追いつこうとしても、距離が離れていくだけ。





だから、そういうときは、





「李菜、落ち着いて。マック行きたいんでしょ?行こーよ!」






と、元の話を戻せば大丈夫。







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