それでも、君のことが








と、また周りの人たちからの視線が私たちに降り注ぐ。





だから、うるさいよ。





なんで私、こいつを好きになったんだろ。





きっと何か、惹かれるものがあったんだ。





と、信じたいけど……





「今年は優勝できるといいな!」





彼のどこにそんな要素があったのかはわからない。







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