それでも、君のことが








体育祭なんて、あっという間にきてしまった。





「きらー!」





私を呼ぶ声がホームに響き渡る。





相変わらず、騒がしい声。





「二人ともおまたせー!」





走って二人の元へ行く。





すーくんは相変わらず、「全然待ってねぇからな?別にめっちゃ待ったとか言ってねぇからな?」とか言う。







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