それでも、君のことが








沈黙が二人の間を流れる。





「そういえば!今日、疲れたよね〜!」





沈黙を破ろうと、必死に言った一言だった。





「あー、そうだな。」





会話はそこで終わり。





「……返事なんだけどさ」





ついに、本題。





思わず目を瞑った。





「お、俺も……ずっと好きだったんだ。」







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