それでも、君のことが








「いやいや、あいつ俺のことなんかこれっぽっちも興味ねぇし。…まぁ、俺もだけど。」





頬がほんのり赤くなる。





あ、ちょっと可愛いかも。




「って、え?それ、本当?」





「本当本当。信じられないなら直接李菜に連絡きてみれば?」





すーくんがそう言う頃には、もう私のスマホは着信画面になっていた。





「もうやってる」





「さすがっす」







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