それでも、君のことが
ただ、前に吹奏楽部が使っているところを見たので、多分あの教室は吹奏楽部の部室。
……だと、思われる。
そこに移動した三人は、再び話の続きをすることにした。
と言っても、さっきとは全然違う話に変わっているので「続き」とは言わないかも。
「それでさ〜」
ぼーっとしてたら、いつの間にか二人だけの世界に入ってしまい、私はただ眺めているだけになってしまった。
まぁ、この二人の会話を聞くだけでも面白いからいいんだけどね。