それでも、君のことが








ゆっくりと深呼吸をするうちに、ある変化に気づいた。





なんか、変だ。





前にすーくんが近づいてきたときの気持ちと、何かが違う。





嬉しいってことには変わりないんだよ?





だけど……





…おかしいな。





「きらー!」





後ろから聞こえる声を背中で受け止める。







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