夢に手が届くまで
授業が終わり、みんながゾロゾロと食堂に向かう。

先生も、出席簿をつけていた。


わたしは、凪紗に一言言い残し先生の元に向かう。



「先生」

「おっ、どした?」


「ありがとうございました。それから、また教えてくださいっ!」


「やばいって気がついて四月から行動起こせたあなたは、本当に偉かったよ。また期末まで頑張ろうな。」




この二週間、先生の存在はわたしにとって本当に大きかったから。


何度目かの褒め言葉。



本当にこの二週間先生が教えてくれたから頑張れたから。

ここから止まることなく頑張り続けたいんだーー。



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