夢に手が届くまで
逃げ出したくて、
中間テスト終わり、季節本格的な夏。
「マジで暑っついんだけど」
「体育の後だから余計ね〜〜」
三限が終わり更衣室で着替えながらため息を零す。
……本当に暑っつい。
「あ、椛。そう言えば大丈夫になった?」
凪紗の言葉に、汗ふきシートで吹いていた手が止まる。
"大丈夫になった?"とは、多分勉強のことで。
中間テストが終わってから、どうにもこうにもやる気が出なくて。
モチベーションが完全に下がってしまった。
先週その相談を凪紗にして、色んなことを試したんだけどモチベーションが戻ってくる気配もなく。
体育祭が終わると今度は期末テスト、夏休みってくるから勉強習慣がないのは本当に焦りに変わる。
「……まだ」
「相談しに行けば?」
「先生に……?」
わたしの言葉にここぞとばかりに頷く凪紗。
凪紗の言葉に、わたしは「えー」と言葉を漏らした。
「マジで暑っついんだけど」
「体育の後だから余計ね〜〜」
三限が終わり更衣室で着替えながらため息を零す。
……本当に暑っつい。
「あ、椛。そう言えば大丈夫になった?」
凪紗の言葉に、汗ふきシートで吹いていた手が止まる。
"大丈夫になった?"とは、多分勉強のことで。
中間テストが終わってから、どうにもこうにもやる気が出なくて。
モチベーションが完全に下がってしまった。
先週その相談を凪紗にして、色んなことを試したんだけどモチベーションが戻ってくる気配もなく。
体育祭が終わると今度は期末テスト、夏休みってくるから勉強習慣がないのは本当に焦りに変わる。
「……まだ」
「相談しに行けば?」
「先生に……?」
わたしの言葉にここぞとばかりに頷く凪紗。
凪紗の言葉に、わたしは「えー」と言葉を漏らした。