桔梗の華 ~途中公開~


私は水紋桔梗

高校一年生で家が神社なの

ままとじいちゃんと兄貴と
4人暮しで、ごく普通の女子高生!

神主をしているじいちゃんは
いつも昔話をしてくる
それはそれは長くて聞いてらんない
いつも聞き流しているのだ




「あ、御神木」


鳥居の横に立派な御神木が立っている
私はこの御神木が小さい頃から
落ち着く場所として気に入っている

心地良い風がふんわりと吹く

御神木の葉が切なそうに揺れてる
何故かそう感じながら足を進めた____




< 4 / 97 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop