桔梗の華 ~途中公開~
「え?ねえ!神威!その格好…」
桔梗と凛丸は驚いた顔で神威を見る
なんだ?と自分の変化に気づく
鋭い爪も普通の人間の爪に戻り
綺麗な銀髪も漆黒の黒髪になって
ピクピクしていた耳も無くなっていた。
「浄化された…俺の妖力が…」
神威は両手を見つめて呆然とする
「この山、ただもんじゃね〜てことだな」
凛丸は山の麓を見つめる
「人間の神威」
すごくカッコイイ…
いや妖怪の姿も好きだけど
目の前にいるのは今は普通の男の子
「身体が軽いけど不便だ。」
「もう具合はいいの?」
「あー、良くなった」
「そうかい、なら進めるな」
そうだ、早く行かなきゃ。
帆も蘭丸も待ってるんだから
でもやっぱり人間の神威にすごく
ドキドキする。
ちらっと見ると目が合う
きゅんと胸が鳴る
それを繰り返してると
「あいつこの浄化の霧に頭やられたか?」
「かもしんね〜な」
神威と凛丸がボソボソと話してるのも
耳に入らないくらい気持ちが浮ついている桔梗だった。
桔梗と凛丸は驚いた顔で神威を見る
なんだ?と自分の変化に気づく
鋭い爪も普通の人間の爪に戻り
綺麗な銀髪も漆黒の黒髪になって
ピクピクしていた耳も無くなっていた。
「浄化された…俺の妖力が…」
神威は両手を見つめて呆然とする
「この山、ただもんじゃね〜てことだな」
凛丸は山の麓を見つめる
「人間の神威」
すごくカッコイイ…
いや妖怪の姿も好きだけど
目の前にいるのは今は普通の男の子
「身体が軽いけど不便だ。」
「もう具合はいいの?」
「あー、良くなった」
「そうかい、なら進めるな」
そうだ、早く行かなきゃ。
帆も蘭丸も待ってるんだから
でもやっぱり人間の神威にすごく
ドキドキする。
ちらっと見ると目が合う
きゅんと胸が鳴る
それを繰り返してると
「あいつこの浄化の霧に頭やられたか?」
「かもしんね〜な」
神威と凛丸がボソボソと話してるのも
耳に入らないくらい気持ちが浮ついている桔梗だった。