お見合い結婚した夫が最近おかしい件
見合いの当日、愛梨はそのことを真っ先にお見合い相手に打ち明けた。その相手は、愛梨に腹を立てることもなく笑って許してくれたと言う。
そのまま解散しようかと思ったが、彼がお見合いしたホテルのケーキが美味しいと勧めてくれたので、2人でケーキを食べることにした。すると、愛梨がお見合いをしていると聞いた哲也が乱入してきたらしい。哲也は、そこでプロポーズしたという。愛梨は喜んでOKしたが、ふと我に返り、お見合い相手に失礼なことをしたと気が付いたらしい。
とっても申し訳ない気分になり、そこで愛梨は思ったのだとか。誰かを紹介した方がいいんじゃないかと。
そして、その時思いついたのが私というわけだ。愛梨の名誉のためにいうと、彼女は決して悪い子ではない。ただ、ちょっと頭の中にお花が咲いているのだ。
『あのね、お相手、兵藤さんっていうんだけど。来週から出張で明日しか空いてないんだって。ちーちゃん、明日、暇?』
私に落ち度はない。しかし、とてつもなく申し訳ない気持ちになる。結婚相手をさがしているわけではないが、会ってお相手にお詫びをしないといけない気分になった。
「午後からなら。」
私が、そういうと電話の向こうで誰かと会話している。たぶん、私の予定を相手に伝えているのだろう。
『じゃあ、明日の午後2時にロイヤルホテルのラウンジでいい?』
「いいよ。」
『じゃあ、それで。あ、あとで写メ送るね。』
電話を切った後、アプリに送られてきた苦笑いをする男性の写メを見て私は翌日、土下座でもしなければいけない気がした。
そのまま解散しようかと思ったが、彼がお見合いしたホテルのケーキが美味しいと勧めてくれたので、2人でケーキを食べることにした。すると、愛梨がお見合いをしていると聞いた哲也が乱入してきたらしい。哲也は、そこでプロポーズしたという。愛梨は喜んでOKしたが、ふと我に返り、お見合い相手に失礼なことをしたと気が付いたらしい。
とっても申し訳ない気分になり、そこで愛梨は思ったのだとか。誰かを紹介した方がいいんじゃないかと。
そして、その時思いついたのが私というわけだ。愛梨の名誉のためにいうと、彼女は決して悪い子ではない。ただ、ちょっと頭の中にお花が咲いているのだ。
『あのね、お相手、兵藤さんっていうんだけど。来週から出張で明日しか空いてないんだって。ちーちゃん、明日、暇?』
私に落ち度はない。しかし、とてつもなく申し訳ない気持ちになる。結婚相手をさがしているわけではないが、会ってお相手にお詫びをしないといけない気分になった。
「午後からなら。」
私が、そういうと電話の向こうで誰かと会話している。たぶん、私の予定を相手に伝えているのだろう。
『じゃあ、明日の午後2時にロイヤルホテルのラウンジでいい?』
「いいよ。」
『じゃあ、それで。あ、あとで写メ送るね。』
電話を切った後、アプリに送られてきた苦笑いをする男性の写メを見て私は翌日、土下座でもしなければいけない気がした。