片思い彼氏scene.教習所


「永ちゃん…どうしよう…」



半場泣きっ面で永ちゃんに一部始終話した。





「そうね~…教習所の先生か~~」


永ちゃんは自分のキャリーバックをベットから降ろした。




「お土産はクッキーだけでもいいと思うよ!


たくさんやりたいのは分かるけど相手からしたら貰いすぎは、やっぱり遠慮しちゃうかもしれないし…」




「そうかな…?」



「先生だって本当は気持ちだけでも嬉しいと思うよ!」



「そう…だよね!私も量よりその人の気持ちが嬉しいもん」



「そういうこと!」



「…でもクッキーってベタ過ぎない?(笑)」



「いいじゃない♪失敗はないから!」



そんな永ちゃんの一声で安心した。



その後も永ちゃんにいろいろアドバイスを受けて



私も急いで荷物をキャリーバックに入れて帰国の準備をした。



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