片思い彼氏scene.教習所


そこに校長が戻って来た。



「おぉ見つけたんだね!よかったよかった~。


宮田君…わざわざ免許取得を教えに来たんだよ~」



「あぁ…はい!今それを聞きました」



先生が私に目を向けた。



「じゃ私はこれで…」



校長はそう言うと校長室に入って行った。





「あっ先生!」



次の話題を振った。




「お土産食べてくれました……?」




「うん!食べた!美味しかったよクッキー♪」




「そっかぁよかった~」



よかった…食べてくれたんだ~



顔が自然に緩んじゃう。




そう思って顔を先生の方に向けた時だった



時計が目に入った…




「ねぇ先生…時間大丈夫ですか?」




お昼休みが半分過ぎてた…。



< 198 / 269 >

この作品をシェア

pagetop