片思い彼氏scene.教習所
近いっっ…!!!////
先生の大きな手が
私の左手に触れそう……////
――ピクッ
あっ―…小指が当たった…
「おし!お疲れ!」
先生の手がハンドルから離れた。
でもまだ小指は熱い……
時間を見ると14時49分だった…。
「とりあえず~運転しないことには上手も何も関係ないからさ!誰のでもいいから借りて練習しな♪」
「はい…そうします」
「ん!じゃ…」
先生はドアに手をかけた。
「待って!!先生!!!!」
車に響いた私の声…
ちょうどその時終業チャイムがなった。