片思い彼氏scene.教習所
想い
~♪♪♪
学科が終わりえりと留衣ちゃんが1階に降りてきた。
「お疲れ~」
「「お疲れ~」」
えりは今度の配車の予約をしに受付に行った。
私と留衣ちゃんはロビーのソファーで待ってると留衣ちゃんが話しかけて来た。
「ねぇ、弥生ちゃんはあと学科何が残ってるの?」
私は教簿を見て確認する。
「えっとね…1と5と7と8!」
「まだ半分だね~学科は早めに受けたがいいよ♪学科って結構馬鹿に出来ないからね」
「うん…担当の先生にも学科は受けろって言われた~」
「そうなんだ(笑)担当って誰?」
「…宮田先生だよ」
留衣ちゃんが少し驚いた。
「あっあの若い先生?へぇ~」
「知ってる?」
私はわざと聞いてみた。
「うん!何回か当たってさっきも午前中にその先生が当たったんだ~」
留衣ちゃんの教簿に宮田先生のハンコが押してある。
「いいな♪あんな若い先生が担当なんて…」
私の教簿を見て留衣ちゃんがクスッて笑った。