あなたが好き

クラスでは

下駄箱で靴を履き替えて教室へ向かう

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「えっと席は……自由席だ」

どこに座ろ？


「鈴々～隣に座らない？」

ん？誰かが私を呼んでる？

は！あの子は朝道を教えてくれた美帆様ではないか


「美帆同じクラスだったんだね！」

「私も鈴々の名前を見つけたときビックリしたよ」


ヤバい超うれしい
神様ありがとう



ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「おー自由席かどこ座ろっかな」



「え？やばくない？」
「めっちゃかっこいい」
「隣の子もめっちゃ可愛い」
　　　　　　　　　　ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ


ん？どれどれ

「うわ！ほんとイケメンじゃん
しかも隣にいるのは朝の天使ちゃんではないか。もしかしてカップル？？」


「天使ちゃん？」


「朝、ちっちゃくて可愛い子がいたから勝手にそう呼んでるの！」


しかもなんかこっちに近づいてきてるぅー


「後ろの席いいですか？」

ずっきゅーん
私、あの天使ちゃんに話しかけられちゃった。可愛いすぎでしょ


「もちろん。２人は知り合い？」

「うん。幼馴染なの」


幼馴染！うらやましい憧れる
私もマンガみたいに幼馴染で恋愛とかしたかったな