僕らの気持ち



ガラガラ…

後ろに気配を感じた。


「お前…ドアの前に立つなよ。やっぱりお前はドジだな(ワラ」


「ち…違うもん!」


陽くんはそう言って私の頭をクシャクシャ…とした。

「ちょっと!……」


一瞬ドキッとした。


「ねぇ…沙央って陽くんが好きなの?」



なわけない!!


「あり得ない!!そんなことは一切ありません!」


朝からそうぞうしいよね…


< 15 / 54 >

この作品をシェア

pagetop