虎とウサギ
「す、すんません若…。
珍しっすね、若がそんなムキなるなんて」
「るせぇ。この女は気にすんな。それより、お前らにはそいつらの処分を任せる」
「へい」
若って呼ばれた人の命令で、取り巻きたちによって、殴られた人達は何処かへ連れてかれた。
しょっ、処分ってなんだろう…。
「で、あんたの事なんだが…、本来は不安分子は全部排除しなきゃいけないんだけど。今回はコレでチャラにしてやるよ」
「へっ…?んむぅ」