短編:Love Letter
三通目
奈々、昨日君が帰る姿を見てたよ
幸せそうだった
だけど僕は苦しかった
隣を歩くのが僕だったらと考えずにはいられなかった
ねえ、奈々
僕はいつまで君の隣にいればいいの?
僕の気持ちを知っても、君は僕に今まで通りの関係を望むの?
何でもないふりを、いつまで続ければいい?
奈々をいつまでも見ていたい
でも見てるのが辛い
どっちも正直な気持ちなんだ
君を失うのが怖いのに、同じだけ苦しくて、君から離れたいと思ってる
だけど奈々の全てが僕を離してくれない
ねえ、奈々
僕はいつまで友達の顔をしていればいい?
苦しくて、苦しくて苦しくてたまらないんだ
君が愛しい分だけ、どうしようもなく苦しい
奈々…優しさがどれほど残酷か、君は知らないんだね
幸せそうだった
だけど僕は苦しかった
隣を歩くのが僕だったらと考えずにはいられなかった
ねえ、奈々
僕はいつまで君の隣にいればいいの?
僕の気持ちを知っても、君は僕に今まで通りの関係を望むの?
何でもないふりを、いつまで続ければいい?
奈々をいつまでも見ていたい
でも見てるのが辛い
どっちも正直な気持ちなんだ
君を失うのが怖いのに、同じだけ苦しくて、君から離れたいと思ってる
だけど奈々の全てが僕を離してくれない
ねえ、奈々
僕はいつまで友達の顔をしていればいい?
苦しくて、苦しくて苦しくてたまらないんだ
君が愛しい分だけ、どうしようもなく苦しい
奈々…優しさがどれほど残酷か、君は知らないんだね