完璧御曹司の秘密
「すいません。
生おかわりー」
「お前、ちょっとペース早くないか?」
と心配している大崎くんをよそに私は5杯目の生ビールを定員さんからうけとった。
「そんなことないよ〜。
ていうか飲まなきゃやってられないって。」
「でも、飲み過ぎだって。
呂律回ってないんだから。」
と言って大崎くんは私がたった今受け取った生ビールを飲んだ。
「大崎くんの意地悪。」
と不貞腐れていると
「なんとでもいえ。
てゆうか、お前失恋でもしたか?」
と突然突拍子もないことを私に聞く大崎くん。