それでも君は笑っていて
須東くんが、すぐ自分の隣をぽんぽんと叩く。
こんなことされて戻れるわけない…気がする…
言われるがまま、されるがまま、その場に座った。
「周が…女の子を……「引き止めた!?」」
興奮気味ににじり寄ってくる佐藤くん以外の2人。
こ、怖い……
「ああ!ごめん!緋依ちゃん!!硬直しちゃってるじゃん!!にぃちゅん、とりあえず落ち着こうー!」
そう引き止めながらも、やっぱり2人はニヤニヤ。
異常なまでに…居心地が悪い…