それでも君は笑っていて



須東くんが、すぐ自分の隣をぽんぽんと叩く。





こんなことされて戻れるわけない…気がする…





言われるがまま、されるがまま、その場に座った。




「周が…女の子を……「引き止めた!?」」



興奮気味ににじり寄ってくる佐藤くん以外の2人。






こ、怖い……





「ああ!ごめん!緋依ちゃん!!硬直しちゃってるじゃん!!にぃちゅん、とりあえず落ち着こうー!」





そう引き止めながらも、やっぱり2人はニヤニヤ。






異常なまでに…居心地が悪い…




< 10 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop