iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「まぁ皆名前を聞いて気付いたかもしれないが、俺はこの会社の社長の息子だ」


ヤッバリですか!!


だから高そうな服や腕時計付けてて、女にも拒否されたことなくて、理不尽なほど自己中なのね。

全てに、納得。


「社長の息子だからといって特別扱いを受ける気は無い。皆とは同じ立ち位置に居たい。だから気軽に神島と呼んでくれ」


気軽に呼び捨てで呼んでやろう、神島仁って。
心の中だけだけど。


「ちなみに今俺の横にある部屋は俺の部屋。そしてあっちの部屋はミーティングルームだ」

神島仁は説明しながら指を差した。
やっぱり奥は神島仁の部屋か。手前はミーティングルームか。

「この引き抜きチームは企画から製作まで全てを出来るように作った。俺達が出来るって所を上の頭の固いオッサン達に見せつけてやろう」

そう言って挑発的に笑った。
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