iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「そういえば、莉緒ちゃんは神島さんとは知り合いなんか?」

フミさんが私に質問してきた。

「違います。あっちが勝手に付きまとって来るんです」

私はムスッと不快感全開。

「莉緒ちゃんくらいやで。きっとそんな風に足蹴にするの。ほら見てみな」

フミさんが指を差したその方向へと向くと、神島仁は社食で女子に囲まれながら話していた。

「フミさんも興味あるんですか?あるなら私に構わず行ってきて良いですよ?」

「いや、ウチも興味無い。タイプじゃないわ」

やっぱりフミさんとは上手くやっていけそう。
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