iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「……あれ?」
その時、違和感に気付くと無意識に口から言葉が漏れた。
「どうした?」
「……なんでもない」
「変な莉緒」
そう言ってクスっと笑う神島仁。
『手は繋がないの?』って思ったけれど、言うのを止めた。
別に繋がないならそれの方が有難い。
無駄なドキドキは必要ないからね。
「ビュッフェ楽しみ」
「それなら良かった」
笑顔で答えた神島仁に何か違和感を感じる。
そういえば休みの日は着替える前に私におはようって裸のまま言いに来てキスをするのに、今日は服を着ていてキスもしなかった。
あのキス魔人が。
あと駐車場に行く時ですら手を繋いで来るのに、今日は触れてもこない……
その時、違和感に気付くと無意識に口から言葉が漏れた。
「どうした?」
「……なんでもない」
「変な莉緒」
そう言ってクスっと笑う神島仁。
『手は繋がないの?』って思ったけれど、言うのを止めた。
別に繋がないならそれの方が有難い。
無駄なドキドキは必要ないからね。
「ビュッフェ楽しみ」
「それなら良かった」
笑顔で答えた神島仁に何か違和感を感じる。
そういえば休みの日は着替える前に私におはようって裸のまま言いに来てキスをするのに、今日は服を着ていてキスもしなかった。
あのキス魔人が。
あと駐車場に行く時ですら手を繋いで来るのに、今日は触れてもこない……