iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「そんなの隠れて吸えるじゃない」
「秘書の荻野が監視役」
そう言って目の前に座っている荻野さんを指差した。
荻野さんは私と目が合うと監視役を引き受けると言わんばかりに軽く頭を下げた。
「って言ったって一日中一緒に居ないでしょ?」
私が反論し続けると、
「一日の大半を仁と一緒に居ますが、私は仁が禁煙しているところを一日も見たことがありません。ちなみに一日に一箱は必ず吸ってます。なので私には不可能だと思います」
荻野さんが淡々と答えた。
話を聞く限り、完全なるヘビースモーカーだわ。
「莉緒は俺が禁煙出来ると思って無いんだろ?しかも荻野も俺には出来ないと思ってる。それなら約束したって良いだろ?」
って言われても、万が一、成功したら嫌だし。
それに何より、
「秘書の荻野が監視役」
そう言って目の前に座っている荻野さんを指差した。
荻野さんは私と目が合うと監視役を引き受けると言わんばかりに軽く頭を下げた。
「って言ったって一日中一緒に居ないでしょ?」
私が反論し続けると、
「一日の大半を仁と一緒に居ますが、私は仁が禁煙しているところを一日も見たことがありません。ちなみに一日に一箱は必ず吸ってます。なので私には不可能だと思います」
荻野さんが淡々と答えた。
話を聞く限り、完全なるヘビースモーカーだわ。
「莉緒は俺が禁煙出来ると思って無いんだろ?しかも荻野も俺には出来ないと思ってる。それなら約束したって良いだろ?」
って言われても、万が一、成功したら嫌だし。
それに何より、