iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
何なんだ、あの人。

嵐のような人だな。


しかも一昨日に会ったばっかりなのに本気って。


あの人のこと、考えてると日が暮れそうだ。
とりあえず会社行こう。

私は扉を開けて鍵を掛ける。


「みぃーちゃった」


その声に振り向くと廊下の奥でフミさんがニヤニヤして立っていた。


「さっき神島さん、莉緒ちゃんの部屋から出てきたよな~?」
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